赤岩(あかいわ)神社

鳥取県西伯郡伯耆町上細見にある赤岩神社は、天津彦火瓊瓊杵尊(あまつひこほににぎのみこと)、大山祇命、木花開耶比売尊(このはなさくやびめのみこと)、速須佐之男神、稲田比売神をお祀りする神社です。

天津彦火瓊瓊杵尊(以降ニニギ尊)は、天孫降臨された神様ですね(^^)

天照大御神の御孫神で、葦原中国を治めるために天下ってきた神様です。

木花開耶比売尊(以降コノハナサクヤビメ)は大山祇命の娘で、ニニギ尊の妻となる方です。

昔話の山幸彦、海幸彦の御母神でもあります。

山幸彦の御孫神が神武天皇となる、天皇家のご先祖ですね(^^)

神話では、ニニギ尊が降臨され、コノハナサクヤビメと出会われ、結婚することになると、コノハナサクヤビメの父大山祇命は大変喜び、姉のイワナガヒメと共にニニギ尊の元へ嫁がされます。

しかし、イワナガヒメは美しくなく、ニニギ尊はイワナガヒメを大山祇命の元へ帰してしまいます。

コノハナサクヤビメは繁栄の象徴として、イワナガヒメは長寿の象徴として送り出したのに、そのイワナガヒメを送り返してきたニニギ尊に対して、大山祇命は「ニニギ尊の子孫は、木の花のように儚いものとなり、神々のように長くないだろう」と言いました。

結構長い階段です(^^)

むき出しの赤い壁ですね(^^)

拝殿の裏には掘られた洞窟のようなものがありました。

赤岩神社のこの赤いものは、鉄でしょうか(^^)

鉄と言えば、この近くに以前紹介した大原神社があります。

また、日野川と越敷山を越えたところには赤猪岩神社もあります。

個人的には、鉄=スサノオ、石(宝石)=大国主のイメージがありますが、大国主の死と鉄の意味があるのでしょうか(^^)

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自分の足で巡った神社を神話や伝承を交えてお伝えします。 山陰の神社を中心に、奈良・京都などの神社も巡っています。 御朱印なども一部ですが写真をアップしています。 神社巡りの御供になれば幸いです。

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