島根県松江市にある玉作湯神社は、櫛明玉神(くしあかるたまのかみ)、大名持神(おおなむち:大国主命の別名)、少彦名命、五十猛命をお祀りする神社です。
↑ 一の鳥居
↑ 二の鳥居
↑ 玉作の遺跡と説明です。
水晶、メノウ、ヒスイ、ガラス製の玉を作っていたとの記述もありました。
ここから南東に少し向かったところにも、玉作遺跡があるようです。
↑ 3枚拝殿です。
↑ 拝殿向かって左側
↑ 拝殿向かって右側
ぐるっと回って気が付いたのですが、拝殿の左右にも注連縄があり、拝殿3方向に注連縄があります。
↑ 本殿になります。
↑ 真玉と言って、願い事をするときにパワーを頂けるそうです。
↑ 私もお願いしたくて、頂きました。
↑ 叶い石の袋の中身です。
叶い石(どんな石になるかは、開けてみないと分からないそうです)、願い札(複写)、巾着袋が入っています。
この、叶い石を願い石の清水でお清めをしたあと、叶い石を願い石に当てて、願い事を念じます。
パワーを願い石から叶い石へと移してもらうのだそうです。
そして、願い札にお願い事を記入し、書いたものは拝殿の投入口へ投函します。
複写の方は、叶い石と共に巾着に納めて、お守りのように持ち歩くと良いそうです(^^)
投函された願い札はご神職によって、御祭神にお願いしてくださるそうです(^^)
(因みに、私が頂いた石はラピスラズリのようでした)
御祭神の櫛明玉神:櫛明玉命は、天照大御神が天の岩戸へお隠れになった際に八尺瓊勾玉を作った。とか、誓約の直前にスサノオ命に出会い、八尺瓊勾玉を渡した。とも言われています。
その後、天孫降臨の際に櫛明玉命も一緒に天下り、この地に鎮まられ、玉作の連の祖になったと言われています。
↑ 神社境内の後ろには、湯山要害山・城山跡になっています。
これは、大国主命が国造りの際に、ここに温泉を発見し、民衆の治療に使われたことが由来となっているようです。
↑ 境内池
↑ 土俵もありました。奉納相撲もあるのかな?(^^)
以前ご紹介した奥出雲町にある湯野神社も、
向かいにある玉峯山から水晶などを採掘していました。ここ島根には、(砂鉄)鉄や鋼、(玉を作る)石の他にも漆の産地であったことが知られています。
後年になれば、銀も採掘されています。
こうして山陰を色々と回ってみると、古くから国内外へこうした産物を送り出していたんだと、実感できて来ますね(^^)
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