島根県雲南市木次町にある来次神社は、大己貴(おおなむち=大国主)命・タケミカヅチ命をお祀りする神社です。
来次(きすき)の地名の由来が、
「大国主命が八十神を追い払ううち、ここまで来過ぎてしまった。」
だから、来次(きすき)となった。と、出雲風土記にあります。
因幡の白兎から始まる、大国主命と八十神の嫉妬による争いの終焉です。
この来次は、八十神との因縁の対決に終止符が打たれた場所なのです!
ですが・・・
御祭神を見ると大国主命と共にお祀りされているのは、タケミカヅチ命なんですね(^^;
タケミカヅチ命がここで一緒に祀られる・・・???
タケミカヅチ命は大国主命に国譲りを迫り、大国主命の子供である事代主とタケミナカタ命を亡き者にした張本人なのです。
せめて、八十神が合祀されているのなら納得も行くのですが・・・う~ん・・・不思議!(^^;
↑ 随神門から拝殿まで屋根が繋がっている珍しい造りです。
この屋根を下から眺めてみるとかなり薄くなっていますが、絵馬が奉納されています。
↑ 上2枚が一枚の絵馬です。
↑ 先ほどの2枚の人物画を中心に撮ったものです。
私には、源平合戦の那須与一の場面ののように見えました(弓で扇を落とすシーンですね)。
↑ 狛犬さん
↑ 社日柱もありました。
話しは変わりますが、木次町は斐伊川流域にあり、斐伊川河川敷は桜の名所にもなっていますので、ちょっとだけ桜の写真も載せちゃいます(^^)
↑ 上2枚は河川敷の桜まつりの様子です。
↑ 神社から降りてきたところの様子です。木次線線路沿いにも桜がいっぱいです(^^)
2コメント
2017.01.20 12:00
2017.01.20 10:05