ここでは、ちょっと神社メインではなく、私の大好きな
”イザナミ”
に、スポットを当てて、紹介をしたいと思います(^^)
イザナミ命は、イザナギ命と対の神様で、国生みをされた女神です。
火の神:カグツチを御生みになったとき、火傷を負ってお隠れ(お亡くなり)になられます。
その、陵墓(お墓)と云われるところが、実はいくつかあります。
神社巡りや神話のことを、調べたり、見たりしていると、いつしかイザナミ命ことが気になるようになっていました。
最初に訪ねた、その候補地は島根県安来市伯太町にある久米(くめ)神社の奥宮でした。
↑ 島根県安来市を流れる、伯太川です
先ずは里宮へ参拝します。
里宮の境内の隅に奥宮への登山口の看板があります。
そこから、入山しました。
コケで滑るところや、鎖を使って登り降りするところもあります。
山の中の参道をひたすら歩いて約50分。
ようやく鳥居が見てきます (´▽`) ホッ
↑ 奥宮の鳥居です。
鳥居をくぐると、そこには何もありませんでした キョロ <(・・ )三( ・・)> キョロ
ああ、もうすでに何もないのか・・・。
でも、あれも磐座かな・・・。
などと、付近を散策していると、ここから更に200m奥に進めとの看板がありました。
進んでいくと、お社が見えてきました(^^)
本殿後ろが御陵墓になっています。
天気がいい日は、中海や島根半島が見えました。
鳥の声、草木の香り。静かな時間の流れ、清浄な空気。
登ってくる時の疲れも、日々の疲れも一切が無くなるそんな場所でした。
天然記念物の陰陽竹、安産祈願のたまがかえ石もありました(^^)
次に向かったのが、鳥取県米子市古市にある母塚山(ははつかやま)です。
島根、鳥取の県境にあるこの山は、島根県側からも登れますが、鳥取県側から行くと、車で展望駐車場まで行けるので、車で行きました(^^)
素晴らしい景色に、本来の目的を忘れて、しばし見とれていました(^^)
展望台から少し砂利道を歩き、山へと入って、尾根伝いの起伏の少ない山道を15分位歩いたところに祠がありました。
山の開けた頂に、こんもりとした盛り土があり、そこが御陵墓のようでした。
開けている分、ちょっと寂しい感じもしましたが、360度どこを見ても見渡せる絶景に囲まれた場所でした。(^^)
三か所目は、鳥取県日野郡日南町にあるお墓山です。
こちらも、島根県と鳥取県の県境にありますが、島根県側からのルートは分かりません。
登山口に石碑がありました。
駐車場はないので、登山口の道路わきへ駐車して、登山を開始しました。(^^)
林を抜け、山道へ入りますが、すぐそばを小川が流れています。
小川を二度、三度とわたり、丸太の橋を渡って、登山すること約90分。
ようやく、祠への看板が出てきました(^^;;;;
が、ラストスパートは急こう配の山道を一気に尾根まで ゼエゼエ(*´Д`)ハァハァ
尾根を少し歩くと、そこに祠がありました(^^)
こちらも、こんもりと盛り土があり、そこが御陵墓となっていました。(^^)
御陵墓の直下は、四方から水が湧き、小川となって流れるほど。
小川には川トンボも飛んでいて、空気がイオンたっぷりな感じでした。(^^)
マップ上の目印が無く、埋め込みが出来なかったので、画像にしてあります。
拡大マップの右が鳥取県、左が島根県になります。
どこの候補地も皆、イザナミ命の不運を慰めようと、それぞれにとても居心地が良く、とても癒される場所でした。
私はまだ、上記の三か所しか行けていないですが、また他の候補地を求めて行くことと思います。その時は、追記し、紹介したいと思います(^^)
0コメント