島根県出雲市にある老母岩神社は、調べてみましたが、御祭神等不明でしたm(__)m
22/6/28 このページの最後に追記しました。
↑ 看板がありますが、社名以外は不明です。
↑ 社殿はすでになく、磐座とみられる岩がいくつかあります。
↑ 社名の跡(?)
文字が彫ってあったような岩もありました。
老母岩神社は、立岩神社まで直線で約150m位とかなり近くにあります。
大国主命とタギリ姫の間に生まれた、アヂスキタカヒコネ命。
そのアヂスキタカネヒコ命とアメノミカジヒメ命の間に生まれたタギツヒコ命が生まれたのが立岩神社のところと言われています。
(アヂスキタカヒコネ命は賀茂別雷命(かもわけいかずちのみこと)と同一神とされ、賀茂御祖神社の神様で、タギリ姫はスサノオ命の娘で宗像三女神の一人です。)
この立岩神社は雨乞いの際に、とてもご利益のあった神社とされており、立岩神社と共にアメノミカジヒメ命とタギツヒコ命の母子神をお祀りしたのが、こちらの老母岩神社だったとも考えられます。
立岩神社と共にこちらの老母岩神社も参拝されてみてはいかがでしょうか?(^^)
’22/6/28 追記 ご祭神について
雲陽誌・坂浦から
坂浦には、日御崎大神宮と日御碕大神宮の南と西に若宮が二社。
客明神 伊弉冉尊なり社なし、祭禮十月初午の日なり、
荒神十七カ所
山神 岩の高さ四丈周二十間三に分けてあり、いかなる故
にや土人御所の立岩といひてまつるなり、
と、記述がありました。
ここで言う、日御崎大神宮は現在の鞆前神社で若宮もそこにあると思われます。
山神も立岩とあるので、立岩神社のことで間違いなしと思います。
そうなると、客明神の社なし=老母岩神社が有力だと考えられます。
そうなると、御祭神は伊弉冉尊であることが分かります。
これを、私の調べた結論としたいと思います。
m(__)m
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