京都府与謝野郡伊根町にある新井崎神社は、事代主命、宇迦之御魂命、徐福をお祀りする神社です。
丹後半島の北東に位置し、若狭湾の玄関口に当たる場所にあります。
天橋立の北側にある感じです。
伊根町と言えば、舟屋で有名ですが、そこから更に北へ進んだ位置にあります。
丹後半島には天女伝説のある元伊勢の籠神社や浦嶋伝説の宇良神社、そして徐福伝説の伝わるこの新井崎神社。
様々な伝説のある土地柄だということが分かります。
また、日本海に面し、それらが日本海を経由しての伝説や伝承につながることもかつての交易の活発さから来たものではないかと、推測できる所でもあります(^^)
↑ 2枚 石碑と案内板
徐福という人は、秦の始皇帝に不老不死の薬を取ってきてやると言って、中国の黄海から日本へとやってきた方士です。
日本各地に伝承や伝説の残る人物で、富士山に不老不死の薬を探しに登ったりと色んな伝説があります。
↑ 2枚 本殿(のみ)
↑ 2枚 奉納絵馬
↑ 本殿から望む若狭湾
↑ 神社から少し先にある徐福到着地と経文岩
↑ 2枚 徐福上陸の地と書かれた石碑
↑ 経文岩とその説明板
↑ 3枚 境内からの若狭湾
海と空が青く澄んでいてとても綺麗な景色のところでした。(^^)
↑ 2枚 神社ちかくにある千枚棚田。
私は徐福については殆ど知りませんが、以前紹介した浦嶋神社でこちらの神社のことを知りました。
沢山の伝説の中、数年前に出雲で行われた荒俣宏さんの講演を聞きに行った時も、荒俣さんはこの徐福について少し語っておられた記憶があります。
今後、この徐福の伝承の残る地へも行ってみたいと思いました(^^)
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