白兎(はくと)神社

鳥取県鳥取市にある白兎神社は、白兎神、豊玉姫命、保食神をお祀りする神社です。

神話「因幡の白兎」でとっても有名な神社です。


昔話では、白兎がワニ(サメ)をダマして、整列させ島から渡ってきます。

最後の一匹になったときに、白兎がぽろっと口を滑らせ、サメをダマしたことがバレてしまいます。

怒ったワニに皮を剥がされ泣いていると、通りがかった八十神に嘘の治療法を教えられ、後から来た大国主命に真水で洗って、ガマの穂にくるまって直すように言われ、無事に元の姿に戻る。

こんなお話になっています。


神話にはこの前後にもお話が描かれています。

大国主命は、八十神と共に因幡の国(鳥取県)の河原に住む八上姫をお嫁にする為、旅に出ます。

何か所かこの因幡の白兎のようなエピソードがあった後、「因幡の白兎」のお話があり、助けられた白兎によって八上姫と大国主命は結ばれます。

このことから、「白兎」は縁を取り持つ仲人の役割を果たしたとされ、縁結びの神様として信仰されています。

↑ 参道の横に作られた砂像で、白兎・八上姫・大国主命の砂像です。


’23/1/17追記

↑ ’23/1/14現在の砂像です。



↑ ガマの穂が生えていたところ

↑ 二の鳥居

↑ ここの池で体を洗ったのでしょうかね(^^)

↑ 拝殿・本殿


本殿の敷石には ↓

↑ 菊座石・・・中央の石に縦の筋が見えます。あれが菊座石のようです。

↑ 神社境内

↑ 二の鳥居から見た日本海

↑ 中央の島が白兎が渡ってきた淤岐の島です。

↑ 右手にはサメのような島が見えます。


白兎はその容姿のイメージから色白の女性とか、ワニをダマしたことから賢者とか、八上姫の使いだったともいわれています。

何にせよ、白兎が大国主命と八上姫を結んだことは間違いないですね(^^)

一の鳥居の横(一番最初の写真)の右手にはピンクのポストがあり、そこから好きな人に手紙を出すと良縁が結ばれるのでしょうか、女性が投函されていたようです(^^)

願いが結ばれると良いですね q(^^)p

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自分の足で巡った神社を神話や伝承を交えてお伝えします。 山陰の神社を中心に、奈良・京都などの神社も巡っています。 御朱印なども一部ですが写真をアップしています。 神社巡りの御供になれば幸いです。

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