鳥取県岩美郡岩美町陸にある甘露神社は、大山祇命(おおやまつみのみこと)、啼澤女命(なきさわめのみこと)をお祀りする神社です。
この甘露神社へ行くにあたり、かなり迷子になりました(汗)
駅前をうろうろと目印を探していましたが、近隣の方に道を尋ねると、
「丁度、駅の裏の辺りにあるんですが、少し西へ行って石柱が目印になります。石段が多いので大変ですよ~。でも、私も時々行くんです(笑)あそこは凄いパワースポットだと思っているんです(笑)」
と、御親切に教えて頂きました。その石柱が上の写真です(^^)
↑海に浮かぶポコっとした島の向こう側は、浦富海岸になっています。
踏切の無い線路を横断すると、↑の参道に入ります(^^)
↑参道の竹やぶを曲がるとすぐに鳥居があります。(^^)
↑磐座でしょうか、小さな祠があるのが見えました。石像はすでに形が良く分かりませんが、ずっとここに立っていらしたんだなぁって思いました(^^)
↑二の鳥居です。ここから階段が続きます(^^)
↑草木に覆われて見えにくいですが、岩肌を湧き水が流れています。
大山祇命、啼澤女命の神様は、イザナミがカグツチ(火の神)を生んで亡くなられた時に、イザナギが怒ってカグツチを切ったときに生まれたのが大山祇命で、イザナミの死を嘆き悲しんで流した涙から生まれたのが、啼澤女命と言われています。
大山祇命は、主として山や草木の神様、酒の神様としてお祀りされています。
啼澤女命は、井戸、湧水、再生の女神としてお祀りされています。
↑階段を登り続けて、やっと拝殿が見えてきました(^^)
↑苔むした狛犬さんも時間の長さを物語っているようで、とても素敵でした(^^)
↑ご本殿です(^^)
こちらの甘露神社の伝承には、
帝が甘露が降るお告げを受け、九ヶ国に使者を送って探させた。その一人の使者がこの山の山頂付近の岩から湧き出る甘露を持ち帰ったところ、帝の病が癒えたので甘露神社とした。
との伝承が残っているそうです(^^)
0コメント